2011年4月のエントリー 一覧

売れない営業マンの特徴

売れない営業マンの多くが
「自社の商品の悪い点」を口にする。

もちろんお客様の前では言わない。
(もし、意図的にお客様の前で言う
 営業マンが居るとしたら、逆に
 かなり売れているはずだ。)

しかし、残業中のオフィスや
喫茶店に場所を変えると

「また、競合に負けたよ...うち高いからなぁ...」
「他社と比べられるとデザインがあか抜けないんだよなぁ」
「単純にスペックで比較されると見劣りする...」

などと同僚達と話をしている。

無意識のうちにそのような言葉が
出るということは

営業マン自身が心の底から
そのように思っているということ。

これを、表面的なセールストークやツールで
ごまかすことが出来ると思ったら大間違い。

いくら隠そうとしても
何千万円もの住宅ローンを借りて
命がけで家を建てようとしている
敏感なお客様には簡単に見抜かれる。


自社の商品に溢れるくらいの
自信を持っていない営業マンに

家づくりのパートナーになって欲しい
というお客様が居るわけがない。

OFFの過ごし方

住宅会社の営業マンとなると

火曜日、水曜日、木曜日あたりが

定休日であることが多い。

 

松下電器創始者の松下幸之助氏が

週休2日制を導入した時に

「一日は休養に、一日は教養に」と

言われたということは有名な話だが

 

プロである以上は休みの過ごし方にも

こだわるべきだと思う。

 

売れていない営業マンは、

日頃のストレスを癒す為だけに

ダラダラと時間を過ごし

 

普通の営業マンは

日頃の仕事のやり残しを

片付けて仕事をしたつもりになり

満足している。

 

売れている営業マンは、

日頃、忙しくてなかなか出来ていない

普通の日常生活をきちんと行なっている。

 

クレーム量と受注量の相関関係

一般的には受注量の多い営業マンほど

忙しく、お客様一人一人に掛けられる時間が

少ないので、クレームも多いと思われている。

 

しかし、現実にはまったく逆で、売れていない営業マン、

顧客の少ない営業マンほどクレームが多い。

 

理由はカンタン!「伝える」ことが下手だから。

 

だから、受注にもなりにくいし

仮に、運良く、受注になったとしても、

最終的にお客様と揉めてしまう。

 

そして、そんな時の言い訳は決まって

「ちゃんと言ったんですけど・・・」

 

「自分が何を言ったか?」が大切なのではなく

「お客様にどう伝わったか?」が大切なのだということに

気が付くまで、売れない営業マンのクレームは続く・・・。

 

 

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松下敏之 プロフィール

工務店・住宅会社専門のコンサルティング会社を経営しています。信条は「結果がすべて」。大手ハウスメーカーと地元工務店での17年間の実践経験を活かし、集客や営業に困っているクライアントさんを支援する為に奔走しています。体力はジョギングで、感性は音楽で、知識は読書で培っています。市川学園高校、立教大学OB